ミジンコを増やす方法に挑戦!エサは青水がオススメ。半日陰でバケツを放置してみた話

メダカの餌となるミジンコを自前で繁殖できないか挑戦してみました。

近くでみるとこんな感じ
近くでみるとこんな感じ ©

ミジンコのエサは、諸説あるようですが、植物プランクトンが良いそうなので、メダカの飼育水である青水(グリーンウォーター)を使ってみることにしました。

1週間に1回ほど青水を継ぎ足して、水温の上がらない半日陰または日陰の中で放置します。

5月末に半日陰で保管した結果は、1週間でかなりの数に増やすことに成功しました!動画を撮影してみましたので、ご覧ください。

ミジンコ撮影の為に下からライトを2つ当ててみました。今回はそのミジンコの増やし方をレビューとともに、まとめてみたいと思います。

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目次

ミジンコの増やし方

ミジンコを養殖するには次の手順で行います。

  1. ミジンコをコップ一杯ほど採取
  2. メダカの青水をバケツ1杯分用意
  3. 1と2を混ぜて、半日陰または日陰で保管
  4. 水が透明に近づいたら青水を継ぎ足す
  5. 週に2回、増えたミジンコを間引く(メダカ餌とて利用)

1〜5を繰り返します。今回はこの流れを詳しく解説していきたいと思います。

ミジンコを採取する

ミジンコを増やすには、何はともあれ、生きたミジンコか卵が必要になります。

今回は手っ取り早い方法となりますが、ミジンコを田んぼで採取してきました。ミジンコは田んぼの水に沢山いますので、私はコップ1杯分の水を掬ってきました。

私の採取した水にはタマミジンコというミジンコが20匹ほど泳いでいました。

wikipedia
タマミジンコ科

見た目は1ミリ程度の小さい米粒のような生き物で、不規則に動いているのが特徴です。詳しくは先程のyoutube動画でご覧頂くと分かるかと思います。

触手のようなもので水かきしている
触手のようなもので水かきしている ©

田んぼの水は注意が必要

ただし、この方法には注意(というか覚悟)が必要です。

田んぼの水には様々な生き物が住んでいますので、中にはメダカの天敵が紛れ込んでしまう可能性もあります。また、農薬も入っているかもしれません。

ミジンコを安全に増やしたい方は、生きたミジンコを予め購入しておくと良いかと思います。Amazonでは色々なミジンコが売られています。

ミジンコの餌は青水がオススメ

採取したミジンコは餌で育てます。ミジンコの餌は

  • ドライイースト
  • 青汁粉末(無農薬の大麦青葉)
  • きな粉
  • 青水(植物プランクトン)

と諸説あるようですが、今回はメダカを飼育している際に自然発生する青水(グリーンウォーター)を使って見ることにしました。

青水は水質を維持するのが最も簡単で、餌としても継続的に利用できるベストなエサだと思います。

青水とは?作り方は?

青水は、植物プランクトンが増えてできた緑色の水のことです。青水の作り方は次の通りです。

  1. メダカ数匹を用意
  2. ホテイアオイ(水草)を用意
  3. 水を汲み置きしたバケツを2日ほど放置
  4. 1〜3をバケツに入れ、直射日光の当たる場所でメダカを飼育

メダカはネットでも購入することができます。

ホテイアオイはこんな感じの水草です。

5月から9月頃の間であれば、1週間から2週間ほどで水が緑色になります。

また、青水はネットでも売っていますので、この水を種水にして綺麗な青水を作ることもできます。

クロレラ水 350cc
タニシやミジンコ、メダカの稚魚の餌となる青水を作る事ができるアイテムです

ミジンコをバケツで増やす

今回は田んぼで採取したミジンコを、青水に入れて増やすことにしてみました。

バケツで増やすことに挑戦。アナカリスを入れている
バケツで増やすことに挑戦。アナカリスを入れている ©

バケツは半日陰または日陰など、水温が上がりにくい涼しい場所で放置します。気をつけたいポイントは、暑い場所を避けて保管することです。ミジンコは30℃を上回ると死滅するそうです。

3日から1週間ほどで水が緑色から透明になってきますので、その都度、青水を継ぎ足していけばOKです。条件が揃えば一週間でかなりの量に増えますよ(^◯^)

ミジンコは酸素をかなり消費するようなので、バケツにはアナカリスを入れてみました。こちらは恐らく無くても問題なくミジンコが増えるかと思います。

ぜひお試しください♪

ということで

今回は、ミジンコを増やし方をレビューしてみました。

ミジンコはメダカなどの活餌になり、また増やすのも簡単ですので重宝します。同じようにミジンコを増やしたいとお考えの方は、よろしければこちらの記事を参考にしてくださいね^^

Killifish | Sony α7RII + FE 90mm F2.8 Macro G OSS
 Killifish | Sony α7RII + FE 90mm F2.8 Macro G OSS  photo by tea ©

ちなみに我が家のビオトープはこんな感じになっています^^

その他、メダカに関する豆知識を別の記事でまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

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ゆるふわポートレートや自然風景をのんびり撮影しています。その他の趣味は音楽制作とメダカの鑑賞。 詳細