Sony FE 100mm F2.8 STF GM OSSの発売。ボケ味や解像度、レビューは?
Sony FE 100mm F2.8 T5.6 STF GM OSSが発表されました。
上記の作例は別のレンズなのですが、ポートレート撮影で100mmSTFをぜひ使ってみたいです(^^)
STFとは何か?
STFとはレンズ内部に周りが暗くなる特殊なレンズを付属させたレンズの事で、レンズのボケがなだらかなのが特徴です。STFは、10年前に発売されたSONY 135mm F2.8 T4.5 STFが始まりでした。
そして今日までの10年、STFレンズが新たに登場することがなかったのですが、ミラーレスのSony α7が発表され、ついにミラーレスで使えるレンズとなり蘇りました。Sonyの135mmと異なるのは、手ブレ補正やオートフォーカスが使える事です。レンズの使い勝手もかなり進化しています!
現在はポートレート用のレンズとして、Laowa 105mm f2 Bokeh Dreamerを所有しています。
Laowa 105mm f2の作例はいくつかありますので、もし興味がございましたらご覧ください。
Laowa105mmはボケドリーマーという名前にふさわしく、前ボケと後ボケがとても綺麗なレンズです。逆光性能の低さなど個性の詰まった1本でお気に入りなのですが、いざ本家のFE100mm GM STFが発表されると、こちらも気になっちゃいますね(笑)
FE 100mmGMは
- こってり、キレキレな描写
- CGのような前ボケと後ボケ
- オートフォーカスに手ブレ補正付き
- 被写体に寄れる(最大撮影倍率は1/4)
と、ほぼ隙きのないレンズになりそうです。一つ気になるのが開放でT5.6というズームレンズ並みの暗さですが、ここはユーザーレビューで賛否が分かれそうです。
ボケ味については、過去のブログでもLaowaと135mmSTFの比較レビューなどで触れましたが、やはり135mmSTFのボケ味は別格です。100mmも同様の描写となりそうです。
小さな魔法の杖
ここ数年で中望遠レンズのラインナップが劇的に充実した。気になる中望遠レンズを、子供のポートーレートを撮りながら振り返ってみた。
コキアでポートレートを撮った(α7RiiとLaowa 105mm f2 Bokeh Dreamer)
Laowa 105mmも素晴らしい写りで、FE 100mm F2.8 T5.6 STF GM OSSには無い個性があると予想している。
夕日を愛でる(FE 90mm F2.8 MACRO G OSSポートレート撮影レビュー)
マクロレンズのFE90mmF2.8MACROも違った側面で個性があって面白い。
おお…ここ数年のレンズの充実ぶりに、悩ましい日々を送りそうです。レンズ生えてくればいいのにww
ボケ味や解像度、オートフォーカス、逆光耐性などの各性能も気になりますが、CP+2017も近いこともあり、作例やレビューが早期に上がってくるかと思います。これからの追加情報に期待したいと思います(^ ^)
(お知らせ)誌面に掲載されます
2/24に発売される「 みんなのPhotoshop RAW現像教室 - 著:大和田 良/インプレスブックス 」にて、過去に提供した作例2点が掲載されることになりました。
レタッチに関する書籍ですが、多彩なレタッチ表現が見られる内容となってますのでぜひご覧ください。