音楽演奏をワイヤレスで録音「Bluetoothトランスミッター」とPT01 scratch

最近、PT01 scratchを買って野外でスクラッチ動画を撮影してみました。

DJスクラッチ動画を、離れた場所にあるカメラで録画したいと思ったのですが、そこで気になるのがカメラに入力する音声の配線方法です。

音声ケーブルの配線問題

長いケーブルは取り扱いが大変ですし、線が長くなるほど場所を取ります。その上、重たくて持ち運びがとても面倒です。

そこで活躍したのがBluetoothトランスミッターです。トランスミッターを使うと、音楽機材とカメラが離れていても、ワイヤレスで音声を送ることができます。

今回はBluetoothトランスミッターについてレビューを書いてみたいと思います。

ワイヤレス(無線)で録音する

先ほどもご紹介しましたが、Bluetoothトランスミッターは数m離れた場所へ、音声を飛ばすことができる便利グッズです。バッテリーも内蔵していて、小型軽量なので持ち運びも手軽なのが特徴です。

音声を飛ばすには、トランスミッターが2つ必要になります。トランスミッターの片方は送信側として使い、もう一方は音声を受ける受信機として使います。

試しにDJスクラッチターンテーブルのPT01 scratchへトランスミッターを1機(内蔵のスイッチを送信モードに切換)、カメラのマイクイン端子にトランスミッターを1機(内蔵のスイッチを受信モードに切換)を取り付けて数メートル離れて撮影してみました。

接続の様子は下記のような感じになります。

上記の接続で撮影・録音した例が下の動画です。音ズレ(遅延)も無く録音と動画撮影が成功しました(^ ^)

音質はBluetooth機器にありがちな、ホワイトノイズが乗り、HighとLowがカットされて篭った音質になりますが、さほど気にならないレベルでした。個人用途ではinstagramへ投稿するのが目的でしたので、これなら十分な性能だと思いました。

音楽演奏を録音するならaptx対応が必須

Bluetoothトランスミッター送信側の音声は、2台のBluetooth受信機とペアリング(無線接続)することができます。そこで、Bluetooth対応のイヤホンを一緒にペアリングすれば、録音とモニタリングが同時にワイヤレスで行えます。

ところが、持っているイヤホンがaptXに対応していなかったので、0.5秒くらい音の遅延が発生してしまいました。

音楽演奏を録音するならBluetoothのイヤホンやヘッドフォンはaptX対応に対応したものを使うが必須だと思いました。aptXに対応したイヤフォンやヘッドフォンは以下のようなものがあります。

Bluetoothのイヤフォンやヘッドフォンを使わない有線のイヤフォンやヘッドフォンを使う場合には、音声出力を分配する方法もオススメかと思います。

今回はPT01 scratchのミニジャック出力を分配して、Bluetoothトランスミッター送信機と有線のイヤホンを挿して使うことにしました。

ミニジャックの分配は以下のようなもので十分です。

最後に

いかがだったでしょうか。今回は離れた場所でも音声をワイヤレス(無線)で飛ばすことができるBluetoothトランスミッターと、音楽演奏を離れたカメラで動画撮影する接続方法をご紹介しました。

トランスミッターは小型で内蔵バッテリーなので気軽に持ち運びができます。ぜひ気軽に音楽機材を持ち運んで自撮りを楽しんでみてください^^ それでは!

自身のブログ
【Numark PT01 Scratchを買ったのでフェーダーの調整とこれから

Ads
Ads