Excelをjavascriptで開きJSONパースする方法。node.jsのxlsjsについて
エクセルファイル(xls)を読み込んで中身を解析する方法をまとめます。javascript(node.js)のxlsjsを使えば、簡単に中のデータを取り出せるようです。
xlsjsはブラウザ上でも動作するjavascriptのパッケージです。
また、Excelファイルのシート名や各セルの番号を指定して、好きな箇所の値を取得する事も可能です。エクセルを立ち上げずに、手っ取り早く内容を処理したい時に便利なツールだと言えそうです。
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npmのインストール
まずはnpmパッケージのxlsjsをインストールします。
1 | $ npm install xlsjs --save |
node.jsやnpm、そしてコマンドラインについてご不明な場合は以下をご覧ください。
node.jsやコマンドラインについて
node.jsの環境を用意する方法やコマンドラインの使い方については以下を併せてご覧ください。
エクセルの中身をnode.jsで解析
それでは、実際にExcelファイルの中身をjavascriptで取り出してみましょう。下記の例ではsample.xls
というファイルのシート1に以下のようなデータが含まれているとします。
A1の内容 | B1の内容 | C1の内容 |
---|---|---|
A2 | B2 | C2 |
A3 | B3 | C3 |
A4 | B4 | C4 |
A5 | B5 | C5 |
次に、sample.js
を作成して以下のように記述します。
1 | // このコードはnode.js v4.3以降で動作します。 |
それではnode.jsを実行してみましょう。
1 | $ node sample.js |
次のような結果が表示され、sample.xlsの内容がパースされた事が確認できます。
1 | $ node sample.js |