自分だけの幻。白糸の滝の虹が幻想的だった
清水吉原の雲海を見に行くついでに、静岡県の白糸の滝へ行ってきました。駐車場やトイレも新しく整備されており、遠方からも車で気軽に出掛ける事ができます。
そこに、何かが現れたのを自分だけが見つけたような感覚でした。白糸の滝は虹がとても幻想的です。
この日は早朝3時から移動していて昼を過ぎた頃にはヘロヘロだったのですが、虹のお陰で疲れが吹き飛びました。こりゃあ、RAW現像が楽しみです。撮影はα7RIIとFE 70-200mm F4G OSS(SEL70200G)です。拡大した写真はGANREFでご覧ください。
場所はこちら。田貫湖から比較的近いところです。
日常的という感覚
一人だけが虹を見る事ができたような感覚で得をした気分になっていたのですが、後で意外な事実を知るのでした(^ ^;)
滝を十分満喫して帰るところで、地元の方と虹の話をする機会がありました。話によると虹はいつも現れるらしいのです。 …表向きは「へー」そうなんですね!と言いつつも、心の中で「おいおいマジですか」と叫びました(笑)地元の方にとっては、虹よりもどちらかと言えば滝の上部に現れる富士山の方が新鮮なようです。
なんか、吹き飛んだはずの疲れがドッと戻ってきました(笑)正直聞かないで帰りたかったワードでした。
感動を大切に
それでも自分にとっての感動をこれからも大事にしたいなと同時に思いました。場所は変わりますが、今年は沖縄県で初めて霙(みぞれ)が降ったそうです。雪が降る事自体、沖縄では珍しいようですが、一度でも雪を目にしたいという事で大勢の人が山の高台に集まったそうです。
沖縄では観測史上初のみぞれが観測された
現地では大騒ぎ!まさか『沖縄』や『台湾』で雪が降るなんて…。 - NAVER まとめ
雪を見るために山へ行くというのは、こちらの地元ではなかなか見られない光景ですので、自分にとって新鮮味のある光景というのは人によって全く違うものだと、このニュースを見て改めて思いました。
そういえば今のご時世、SNSで各地の絶景を簡単に鑑賞できてしまうわけですが、感動が半減してしまうという点ではSNSもある意味で弊害ですよね(それでも見ちゃいますけどw)
ということで、たまにはメディアからは目を離し、自分にとって感動できるものを探したいと感じる、そんな一日でした。
(お知らせ)誌面に掲載されます
2/24に発売される「 みんなのPhotoshop RAW現像教室 - 著:大和田 良/インプレスブックス 」にて、過去に提供した作例2点が掲載されることになりました。
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