フィルムの特徴をLightroomで再現する
Lightroomでフィルムの特徴を再現するために、外で写真を撮ってきました。
持ち出したフィルムはFuji filmのNATURA 1600です。NATURAは緑が強く出る傾向なのは知っていましたが、実際に撮ってみると趣きのある雰囲気で素敵です(^ ^)
まずはNATURA 1600で撮ってプリントしたあと、Sony α7でも現像します。室内になると温かい雰囲気に仕上がりますね。
ここから、フィルムの色を見てみます。
1 | lrc NATURA1600 |
フィルムの本来の素の色が入りこみますので、これを元に、今度はSony α7で撮った写真にLightroomプリセット適用してみました。
プリセットの適用後、Lightroomの粒子
を無効にして通常の質感に仕上げてみました。わずか短時間で想像していた以上にフィルム風現像することができました!続いて、暗がりでもう一枚撮ってみます。
ナチュラ1600を見るかりぎ、暗がりになると赤みが増してくるようですね。こちらも同様にSony α7で撮ったRAWデータを使って、Lightroomで再現させます。
ゆるふわ写真に仕上がりました。今度はライトルームの粒子
設定を適度に上げてみました。
やはり粒子を使うかどうかでレトロな雰囲気も、フィルムらしさも随分と変わりますね。ハイライトの伸びが若干違うような気もしますが、なかなか再現性の高いプリセットに仕上がってるようです(^ ^)
同様にしてFUJIFILM PRO400hでも色を見たあと、そのフィルム風プリセットを元に、同じ場所で子供のポートレートをフィルム風RAW現像してみました。
Nikon 単焦点レンズ AI 50 f/1.2S フルサイズ対応
フィルム時代に発売されたニコンレンズ。開放のF1.2はとても柔らかくレトロな写りだが、絞ると現代のレンズに劣らないしっかりとした描写になるのが特徴。
PRO400hも緑が特徴的ですね。オールドレンズをα7に付けて撮影してみたのですが、オールドレンズならではの湿り気も相まって、かなり独特な雰囲気に仕上がったような気がします。
子供の写真をレトロに仕上げたかったので、これからこんな感じでLightroomのRAW現像を楽しんでみたいと思います。
みんなのPhotoshop RAW現像教室
レタッチの基本的な考え方や、レタッチの仕方が初心者にも分かりやすく解説されている書籍です。また後半では、レタッチの応用・実践編として何人かの作例が著者の大和田さんによって考察&紹介されています。私の作品もこのコーナーに合計4ページほど掲載されています。
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