写真の表現力を上達させるために大切な事

先週末は名古屋でクリエーターズマーケットでした。趣味の活動に関しては、出不精気味でしたが、久々にお会いできた方から沢山エネルギーを貰うことができました^^ 本当にありがとうございます。

充電させてもらったエネルギーは様々な種類があるんですが…今日はその中の一つについて思った事を書きたいと思います。写真の上達方法、表現力の広げ方についてです。一言で言うと、他の写真に感動する事が重要なのではないかと思っています。

ご注意

上手い写真が何なのかは人に様々かと思いますので、ここでは具体的な事は触れておりません。予めご了承ください。

光への階段! | Sony a7 + Ai Nikkor 50mm F1.2S + Lightroom original preset Fujifilm PRO400H
 光への階段! | Sony a7 + Ai Nikkor 50mm F1.2S + Lightroom original preset Fujifilm PRO400H  photo by tea ©

突然ですが、最近は自分の表現力について、頭打ちみたいなのを感じています。頭打ちというかスランプと言えばいいのか。自分の写真にマンネリとでも言いましょうか…?色々とぼんやり感じています。

Ads

時代は凄い速さで流れていますよね。写真に関して言えば、誰でも簡単に綺麗な写真を撮ることができる時代です。さらに応用できる基本さえ抑えていれば、いろんな表現方法が意図も簡単に会得できてしまうケースも…。自分らしさを表現するというのは本当に難しいことだと思います。

そう考えると、写真というのは、技術や表現力の面だけを見たら、楽しいようで窮屈な世界だなと思うんです。正直なところ、趣味で取り組むならば、そこを直視してはいけないのかもしれない。

ただ、その中でも一貫して自分らしらを模索し続けている人がいます。これは本当に凄いなと改めて感じました。そういう人たちにクリマで会って話を聞いてみると、似た共通点がある事がわかりました。それは、

彼らは常に感動し続けている

ということです。写真に限らず、彼らは常に何かに感動しています。その感動が原動力となり、自身の表現力を開拓する切欠になっていると感じました。…そういえばある時、友人がこのような記事をシェアされていました。

アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせである
(新しい)アイデアの種は過去にしかないのです。それが自分の過去なのか、他者の過去なのか、社会の過去なのかはわかりませんが、その既存の要素の新しい組み合わせを作るためには過去の資料を読み漁るという行為は実に効果的
(引用元: 胸になんか刺さった)

写真に関しても同じことが言えそうです。既存の技術や感動するものをヒントにしながら、更にそこで自分の感覚を織り交ぜていくと、新たな写真表現やアイディアを生み出せるのではないかと思います。思い返せば、Lightroomの現像を学ぶ時もそのような切欠でした。

ということで、様々な写真に触れていく過程で「心の底から感動する写真を見つけよう!」とこれからの自分に自戒を込めて言いたいと思います。

Ads
Ads
(お知らせ)誌面に掲載されます

2/24に発売される「 みんなのPhotoshop RAW現像教室 - 著:大和田 良/インプレスブックス 」にて、過去に提供した作例2点が掲載されることになりました。

レタッチに関する書籍ですが、多彩なレタッチ表現が見られる内容となってますのでぜひご覧ください。